育児の原理 内藤寿七郎
1993年4月初版が発行されたこの本と出合ったのは長男が2歳半くらいの時でしょうか・・・。
子育ての器量のなさから子どもたちに辛くあたってしまったり、自分の子育てはちゃんとしてるのだろうか・・・。ちゃんとしているというのは、子どもたちはまっすぐに育っているのだろうか・・・と悶々とこもっていたときに、何か雑誌でしたでしょうか、アップリカなのでベビー用品の広告だったかもしれませんが、手にとった本です。
育児の心構え、妊娠中の心がけから始まり乳児・幼児と愛情一杯に関わることの大切とその理由などがとてもわかりやすく書かれています。もっと早くに出会っておけばよかった、と当時は悔やまれましたが、相談相手も喋る相手も居ない毎日、とても心が救われた一冊でした。
著者の愛情が優しさが溢れんばかりに書かれてあるこの、育児の原理は主に3歳くらいまでの子どもとの接し方などがメインですが、高校生までのこどもの心身の成長も書かれてあり、今、久しぶりにページを開いてよかったな~と思います。
でも、かと言って心を改め書籍の通りに行動できたかと言えば、母子3人の生活・・・(夜には旦那が戻りますけど・・)、頭でわかっていても、自分の感情や思いに先を越されてしまう日々でしたが・・・。









































